数か月前にアプリのアップデートがあった時に最初の画面に変化があったのをご存知でしょうか?
丁度真ん中に「Widdeband Connectivity」という項目が増えているのです。
まずはこのワイドバンドって何のことだろう?って思っていると思います
ハーレーの標準装備のオーツーセンサーはナローバンドセンサーと呼ばれ
理論空燃比の14、7(空気):1(ガソリン)より「濃い」か「薄い」かを
判断しています。
サンダーマックスやツインテック、ダイノジェットのオートチューンキットなどは
バイドバンドセンサーを使用し0、1単位で現在の空燃比を測ることが出来る
優れものです。
シャシダイナモでEFIチューニングする時もこのワイドバンドセンサーを使用して
空燃比を測定しVE値を決めていく作業をしています。
今回バンス&ハインズから新しくリリースされるワイドバンドFP3プロキット
はまだ画像が一切出てこない(2018年8月21日時点)のでどんな物かはわかりませんが
今までお使いだったフューエルパックFP3で今までのオートチューンよりも
さらに精度の高いオートチューンをかける事が出来るようになります。
値段もまだわかりませんが品番は66011になる見込みです。
アプリの方も変更になっている部分をご紹介します
アプリをアップデートしましたら今まで通りオートチューンの画面を開いてください
画面の下の方が項目3つになっています
左の「Turn Off」はオートチューンモードを解除の時に使用します
真ん中の「Appiy Values」はオートチューンで作ったマップに書き換える時に使います
右の「Preview」はオートチューンでVE値をどれだけ補正したかがわかります
画面をひだりに向かってスワイプするとセンサー画面に切り替わるので
エンジン温度やスロットルポジションなど見やすい画面でモニター出来ます。
スマホで簡単にEFIチューニングが出来ると話題になり一時ものすごく売れていた
フューエルパックFP3も最近は元気が無い気がします。
このワイドバンドFP3プロキットっでまた盛り上がれば良いですね
ただ気になるのはやはりプライスですね。
ダイノジェットのオートチューンキットは¥80、000前後の金額なので
同じくらいの値段ならシャシダイナモでEFIチューニングしてもらった方が
安いかもしれないのですが
やはり自分で色々いじってみたいという方も多いと思います。
また詳しい内容がわかればアップしていきますので
使い方などは今後の記事を参考にしてください。
追記
残念ながらプロチューナーキットはショップ限定になるそうです。