フューエルパックFP3 使い方マニュアル

バッテリーが上がってしまう2018年ソフテイルモデルやっと改善策が出ましたよ

2018年新ソフテイルモデルが販売されてからよくあるトラブルで
バッテリーが上がってしまうという話が出ていました。
どうやらプログラムの問題でイグニッションスイッチをOFFにしていても
バッテリーの電気がどんどん消耗し1週間もしないうちにバッテリーが上がって
しまうという現象が多発しておりました。

オーナーの方でなぜイグニッションスイッチをOFFにしているのに
電気が消耗するの?と疑問に思う方が多いと思いますので
簡単にご説明させていただきます。

最近のハーレーダビッドソンの1番身近な機能で「時計」があります
時計の時間はイグニッションスイッチをOFFにしてもリセットされずに
セットした時刻で記憶されていますよね?

バックアップ電源と言ったらわかりやすいでしょうか?

要するにイグニッションスイッチをOFFにしてもまだお仕事をしている
モジュール(コンピューター)があるので

家電のコンセントを抜いたように100%電源をシャットアウト出来る
訳ではないのです。

さらに2018年ソフテイルモデルはセキュリティが標準装備になりました

これもやはり裏でモジュールが働いてくれているおかげで機能しています。

今回のバッテリー上がりのトラブルはこの裏で働いてくれている
部分の電気の消耗が激しくて起こっていたのです。

現時点ではリコールなのかサービスキャンペーンなのか対象車両のみ
アップデートなのかまだ具体的なものは出ていないのですが
私のハーレーネットワークで良い情報が入ってきたので
このバッテリー上がりで悩まされている方にもう少しの辛抱ですよ
とお伝えしたく公表いたしました。

今回の対応としてはECM(コンピューター)のデーターの書き換え
作業をします。

メーカーから案内がいくか販売したディーラーから連絡がいくか
まだわかりませんが今後なんらかしらのアクションがあるので
もう少しお待ちくださいね。

ただ「もう!!どうにかならないのか(怒)!?」と
しびれを切らしているオーナーもいらっしゃると思うので
現段階でこの症状を回避するやり方をご説明させていただきます。

すでにディーラーからご説明があったかも知れませんが
やはり有効なのは

「バッテリーを充電する」

「セキュリティの移動モードにしておく」

この2点になります。

充電するはご存知だと思いますが2018年ソフテイルモデルは
充電用のコネクターが標準装備になっています。

ハーレーに跨って左側のサイドカバーの中に入っています

工具は六角形になっているものでサイズは32分の5で簡単に外せます

そのコネクターと純正充電器をつなげば完了です。

セキュリティーの移動モードは

こちらも簡単です

イグニッションスイッチをOFFにした時メーター内の赤い丸が
約5秒点灯しています

その後に2回左右ウィンカーが点滅したらセキュリティーがセットされます

このイグニッションスイッチをOFFにして約5秒赤い丸が点灯
している間に

「右と左のウィンカースイッチを同時に1回押してください」

そうすると左右のウィンカーが3回点滅します

これで移動モードになります。

この時はセキュリティが一時解除になっているのでセキュリティは効きませんが
バッテリーの電気の消耗は防げます。

「いやいやそれじゃセキュリティの意味がない」

とおっしゃる方は充電する方法をオススメします。

まとめ

約1年かかってやっとこの問題が解決しそうです
これで完璧に改善されれば良いのですが
セキュリティが付いている為その後のバッテリー上がりの
判断も難しいところではあります。

目安としてはこのアップデートをして1ヵ月位は
セキュリティをかけてもバッテリーが上がらなくなっていれば
症状が改善したと思ってください。

2ヵ月位したらバッテリーが上がったというのは単純に
セキュリティによるバッテリー上がりなのでしっかり充電して
あげてください。

1日も早く改善すればいいですね。

 

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