フューエルパックFP3を購入してベースマップを入れて
さっそくオートチューンをかけたけど思うようにアフターファイヤー
が改善されずにどうしたら良いの?と相談を受けます。
オートチューンとは主にVE値の補正をおこないます
その補正値を出すのも一定時間同じマス目にスロットル
を合わせる必要があります。
アフターファイヤーの鳴るところは実はオートチューンではほとんど
補正されないのです。
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マフラーを変えたらパンパンなるようになった この正体はアフターファイヤー この改善策は?
今回はもう1度アフターファイヤーの改善手順をご紹介していきます。
一応確認ですがアフターファイヤーってわかっていますかね?
マフラーを変えた時にマフラーの出口でパンパン鳴るのが
アフターファイヤーという現象です。
このパンパンを鳴らなくする方法は2通りあります。
・アフターファイヤーが鳴らなくなるまで空燃比を「薄く」
・アフターファイヤーが鳴らなくなるまで空燃比を「濃く」
のどちらかになります。
オススメの方法は「濃く」してアフターファイヤー対策をします
「えっ??薄くした方がガソリンも節約出来て良いのでは?」
と思うかも知れませんが「薄く」するのはデメリットがあるのです
思い出してください。
なぜハーレーでインジェクションチューニングをするんですか?
わかりましたか?
その通りです!!
ハーレーのノーマルマップは空燃比が薄く作られているからですね!!
これがそもそもパンパン鳴る原因の1つでもあります
さらに空燃比を濃くするメリットで
「冷却効果」
もありましたね。
空燃比を薄くしていくと冷却効果が期待出来なくなってくるので
弊害として熱のダメージを受ける可能性が高くなります
・熱ダレ
・最悪オーバーヒート
・バルブガイドの破損(バルブガイドが少し抜けている事がありました)
などなどいろいろ悪さをするのです。
濃くするデメリットは
・燃費が悪くなる(かも?)
・プラグがかぶる(バカみたく空燃比を濃くした場合)
簡単に言うと濃くしてアフターファイヤーを抑えた方が
安全なのです。
・アフターファイヤー改善手順
・空気と燃料を選択します
・Decel Popを選びます
そうすると下の画面に変わります
まずはダイナマイト1つから試してください。
ダメなら2つ、3つと試してください
選択した後にデーターの書き換えをしなければならないので
右上にカミナリのマークが出る画面に戻りデーターを書き換えます。
カミナリのマークを押してデーターの書き換えが終わったらテスト走行
して確認してください。
・まとめ
Decel Popは他のデバイスにはない機能になります
フューエルパックFP3がベースマップをインストールして
オートチューンで車両の仕様に合わせてマップを作り
アフターファイヤーの対策も本来VE値の数値を変更して
変えなければならないのですがフューエルパックFP3は
3つの選択肢で改善出来るようにしています
エアークリーナーとマフラーによってはこれだけでは改善
しきれない組み合わせもありますがこれだけで改善出来る
こともありますのでチャレンジしてみてください。