ハーレーで何か不具合が出たことを知らせてくれる機能で
エンジンチェックランプがあります。
イグニッションをONにして最初に約4秒点灯する黄色いランプです。
最近同じ質問を受けます
内容は
フューエルパックFP3のベースマップを入れるとエンジンチェックランプが
点灯したという内容です。
共通していることは
・2018年モデルのスポーツスター
の方からの質問が多いです。
・トラブルコードの正体は?
まずはトラブルコードの「P0132」ですがこれは
フロントのオーツセンサーの異常が出た時に出るトラブルコードです
オーツ―センサーが「リッチ」状態が長く続いている時に出ます。
もしセンサーが原因でトラブルコードを拾っているのであれば
センサーをASSY交換したら直ります。
しかしセンサーが壊れることって結構少ないです。
ただしデリケートなセンサーなので衝撃や水分に弱いので取扱いは
慎重に行う必要があります。
・原因の確認方法
・1度ノーマルマップに戻します
・トラブルコードを消去しておきます。
・エンジンを始動しチェックランプが点灯するか確認します
これでもしチェックランプが点灯しなければ原因は
「ベースマップ」
が疑わしいです。
ただここで1つ問題なのです原因がわかったところで
問題は解決しないということです。
ベースマップの中身を見てみると特に間違った数値が
あるように思いません。
なのでセッティング出来ない「裏側のプログラム」が
原因なのではないかと思っています。
あくまでも憶測ですがおそらく正解だと思っています。
・そのまま乗っていて大丈夫か?
結論から言いますと
「少し不便だが乗る分には問題ない」
とちょっと曖昧な回答になってしまいます。
センサーデーターでオーツーセンサーの電圧値を見てもらったのですが
センサーの動きは問題なしでした。
センサーが壊れていれば必ずセンサー値に変化が出るのですが
チェックランプが出た状態で確認してもらったところセンサー値は
異常なかったです。
ただチェックランプが付きっぱなしで困るのが
「本当に故障した時にチェックランプが付きっぱなしだとわからない」
ということになりますので不便なのとわかっていても気になると思います。
・最後に
この症状がもし改善するとしたら今後のアップデートでマップの修正が
入れば改善しますがいつになるかはわかりません。
ただ走ることに関しては問題と言えるのでチェックランプが付きっぱなしでも
気にしないという方はそのまま使っていても大丈夫ですが最終的な判断は
自己責任でお願いします。