よくエンジンオイルを交換したお話は良く聞くのですが
プライマリーオイルを交換したというお話ってあまり
聞かないですよね?
車検の時や春先にオイル交換をされる方が多いと思いますが
本来の交換サイクルってご存知でしょうか?
そもそもプライマリーオイルって何ですか?
と言う方も少なくないのではないでしょうか?
今日はプライマリーオイルの大切さを知っていただければと思います。
・そもそもプライマリーオイルって何ですか?
ハーレーのお店に行ってオイル交換をしてもらおうとした時
「オイル交換お願いします」と言ったら
どのオイルを交換されますか?
と聞き返された経験はないでしょうか?
ハーレーはオイルの部屋が3ヵ所、2ヵ所、1箇所に分かれています
3ヵ所に分かれているファミリー
・ツーリングモデル
・ソフテイルモデル
・ダイナモデル
2ヵ所に分かれているファミリー
・スポーツスター
1ヵ所のファミリー
・VRSC
・ストリート
プライマリーオイルが無いもファミリーはVRSCとストリートです。
この2ファミリーはエンジンオイルで全て潤滑しているので
プライマリーオイルがありません。
他のファミリーはプライマリーオイルがあり主にクラッチと
プライマリーチェーンの潤滑をしています。
スポーツスターはトランスミッションも一緒に潤滑している
大事な役割のあるオイルなのです。
・プライマリーオイルの量と交換サイクルは?
年式で若干量が変わりますが約1~1、2Lになります
クラッチのダイヤフラムの下側がオイルに浸かるように入れます
現行のモデルならオイル1本純正のオイルなら0、95L入れておけば
間違いないです。
エボリューションがもう少し足さないとダメです。
オイル量に関してはスポーツスターも同じです。
交換サイクルはオイルのメーカーによって変わりますが純正の場合
16、000キロもしくは乗り出します又は乗り収め時に交換すること
になっています。
純正オイルも現在使用されているフォーミュラ+の前に使われていた
ものは8、000キロの交換サイクルでした。
あまり入れすぎてしますとクラッチ滑りの原因になりますので注意が必要です。
量を見る時は車両を垂直の状態で見るので間違ってもサイドスタンドのまま
見ないでください。
サイドスタンドのままではオイルが出てくるので正しい量がわかりません。
・ハーレーオーナーが自分でやったが為に失敗した例
1番多いのが「ダービーカバーのボルトをなめらせる」です
なめらせたボルト取るのなかなか大変なので気を付けてくださいね
2番目は「ドレンボルトのネジ山をなめらせる」です
最悪ケース交換が必要になり高い出費になります
たまに見るのがドレンボルトを閉めすぎてケースにヒビが
入ってる事があります
1発ケース交換になりますので十分に気を付けて下さいね。
・まとめ
プライマリーオイルの交換サイクル距離数にもよりますが
多くの方は年1回で済む方がほとんどだと思います。
量は見ながら出来るので困ることはないと思いますが
まず1L入れておけば間違いないです。
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