フューエルパックFP3 使い方マニュアル

フューエルパックFP3のメインメニューの役割はわかりますか?

前回はフューエルパックFP3のアプリを使ってマップ検索の疑似体験をしてみました。

じゃ~早速チューニングをって思うかもしれませんが1つ1つ順番にご説明させていただきます。
しっかり基本を覚えないとチューニングの作業は出来ない為です。

今回はフューエルパックFP3のメインメニューの役割をご説明させていただきます

もし前回の記事をご覧いただいてなければ先に

フューエルパックFP3のアプリの「デモモード」でマップ検索をしてみましょう

ご覧ください。

 

メニューが8つ出てきます

 

 

1 オートチューン

フューエルパックFP3の1番のウリになっている機能ですね。

オートチューンは「自動補正」をする機能です。

何をどうやって自動補正するのかと言いますと選んだマップの空燃比テーブル
で設定されている空燃比になるようにVE値を補正していく機能になります。

前回の記事でインストールしたマップをまずは何もいじらないでテスト走行し
よければそのままで悪ければ違うベースマップを試してくださいとお伝えしたのは
このオートチューンをそのまま進めるべきかどうかを判断する為です。

いまいちと思っているベースマップでオートチューンをかけても劇的な変化が
ある訳ではありません。

オートチューンが上手くいくかどうかはベースマップ次第なのです。

なのでベースマップは少し時間をかけてこれが一番良さそうだという物を
決めていただく必要があります。

 

2 表示/マップ編集

ここは良く使う機能が沢山入っています必ずデモモードで何回も確認してくださいね

・VEテーブル

・空燃比

・点火時期

・ディセルポップ

・アイドリング回転数の変更

など沢山大事な機能が入っています

セッティングは主にこの部分でやっていきます

 

3 メンテナンス

ここではもし何かトラブルコードを拾った場合ここで
トラブルコードを見る事が出来ます。

ここのトラブルコードを消したからといって壊れたところが直る訳では
ございません。過去に質問されたことがあるので念の為確認でした。

 

4 センサーデーター

これもフューエルパックFP3のウリの1つですね

スマートフォーンをモニターにしてセンサーデーターを見る事が出来ます
ここでご自身が普段どれくらいスロットルを開けているのかを確認したり

何速の時速何キロで走っているのを把握することはインジェクションチューニング
をする上で必要な情報になりますのでしっかり見ておきたいところになります。

まずは見てください。

 

5 マップ検索

また違うベースマップをインストールしたい時に使用します

今後オートチューンやベースマップのインストールをしてスロットルが満杯に
なったらいらないマップはどんどん削除してください。

削除方法は消したいマップの所で左に向かってスワイプすると「スロットルクリアー」
が出てきますし右上のゴミ箱があるのでそこを押してもクリアーすることが可能です。

 

 

最初の頃このゴミ箱無かったんです・・・。

アンドロイドは消したいマップを長押ししたらスロットルクリヤ―が出てきたと思います。

 

6 カスタマーサポート

ここでファームウェアの確認が出来るのと

何かバンス&ハインズに現在の車両情報を送る時に「Upload ECU Content」は
たまに使用する事がありますので覚えておいてください。

 

7 システムインフォメーション

ここで車両に入っているデーターの情報やアプリのバージョンを確認出来ます

何回データーの書き換えが行われたかまでわかります、

 

8 ディーラーツール

ここは使いません

 

・まとめ

チューニングの作業を進めていくうえでどこにどんな機能があるのかを
知っておかなければ作業が進められません。

使わない所も沢山ありますので必要な部分だけお伝えしていきますので
1つ1つ確認しながら覚えていってくださいね。

次回はいよいよチューニングする時のセッティング画面を見ていきたいと
思います。

 

こちらの記事が読み終わりましたら次はこちらをご覧ください

フューエルパックFP3の「表示/マップ編集」の役割はわかりますか?

 

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