以前フューエルパックFP3でインジェクションチューニングをした車両のグラフです。
クラブハーレー等でよく見る典型的は谷のあるグラフがフラットに改善されています。
今回はインジェクションチューニングのメリットや効果、デメリットなどは他の
雑誌やサイトで知っている方も多くなってきていると思いますのでちょっと視点
を変えてインジェクションチューニングをするまでの経緯をご紹介したいと思います。
車両 スポーツスター XL1200C
・最初の頃は
マフラーをクロームワークスのスラッシュカットのスリップオンを取付けてしばらく
乗っていました。
最初の1年位は音の変化だけで楽しんでいました。
時と共にハーレー仲間が増えていき色々影響を受ける中インジェクションチューニング
は何ぞや?ということで相談を受けました。
エアークリーナーもノーマルのままでしたのでハイフロのエアークリーナーと
フューエルパックFP3でのチューニングをオススメし少し悩まれて
とりあえずエアークリーナーだけ取付ける事にしました。
念の為
先にエアークリーナーだけ交換してインジェクションチューニングをしないと
空燃比のズレが大きくなり最悪今より乗りずらくなる可能性を伝えたのですが
「それでもいい」という事だったので先にエアークリーナーだけ交換することに
なりました。
そしたら・・・
お休みの日にツーリングに行くと言っていたその日
お昼過ぎ位に(ちょうどお昼休み)にお店に来ていたので
「あれ?ツーリングに行ったんじゃ?」
と話しかけると
「言われた通りだった、峠が特に走れたもんじゃない」
ということで1人戻ってきて結局チューニングをすることになりました。
その時のグラフがこちらです
青がチューニング前で
赤がチューニング後です。
空燃比も全体的に薄々状態でした
空燃比テーブルは
赤は13.0に対してほぼ13.0になっていますね
これがチューニングの作業をした結果です
青は12.8に対して一番濃い所でも13.8くらいでしょうか?
全く空燃比が合っていないのです。
・作業が完了してお渡し
たまに結果報告のお電話をいただくのですが
「別物のハーレーになった」
と喜んでいただける事が多いです。
マフラーとエアークリーナーとインジェクションチューニングで約71馬力
個人的にはここからスロットルボディー+インジェクターを交換してみたいですね
それだけで80馬力位は狙えると思うんですよね。
・まとめ
ハーレーオーナーでマフラーを先に交換される方が多いと思います
エアークリーナーを交換しなければアフターファイヤーが多少は出ると
思いますがそこまで酷くはないと思います。
しかし
エアークリーナーを交換すると結構空燃比はズレるのでやはり早い段階で
インジェクションチューニングをしていただきたいですね。
欲を言えばシャシダイナモでやりたいとこですが費用が高いのでみんなが
みんなそこまで予算がとれません。
ただやらないよりはやった方が良いのは変わりないので
フューエルパックFP3でバンス&ハインズのベースマップ
がやり易いのだと思います。