前回はフューエルパックFP3でアイドリング回転数を800にする
手順をご説明させていただきました。
アイドリング回転数の設定する画面は年式で異なり前回は「旧画面」
での手順で今回は「新画面」での手順をご説明させていただきます。
前回の記事をご覧いただいてなければ先に
フューエルパックFP3でアイドリング回転数を800にする手順「旧画面」編
をご覧ください。
まずはアイドリング回転数の新画面を見てみます
画面を見て何のセンサーデータの項目が使われているわかりますか?
正解は
・エンジン温度
ですね
「旧画面」では「エンジン温度」と「RPM」が使用されていまいたが
今回は「エンジン温度」のみになっています。
縦軸と横軸の数値が少し違うのがわかりますか?
「単位」をよ~く見て下さい。
縦軸は摂氏の℃で横軸は華氏の℉になっていますね
なぜこの構成にしたかはわかりませんが華氏だとイメージ
しづらいと思うので変換数値を参考までに載せておきます。
10℉=-12℃
25℉=-4℃
35℉=2℃
60℉=16℃
255℉=124℃
横軸必要か?って思ってしますのですがバンス&ハインズの
ノウハウがきっと詰まっているのでしょう。
アイドリング回転数の構成が理解できましたら早速
作業にはいります。
今回は2018年ツーリングモデルを参考車両としてお話を
進めていきます。
メインメニューの「表示/マップ編集」を選びます
「エンジンの始動/アイドリング」を選びます。
「アイドリング回転数」を選びます。
編集画面が出てくるので数値を変更したい所をタップして数値を変更します
今回は練習で96℃の全域を変更します。
プラス、マイナス100、10を押しても変更出来ますし
「新しいセル値入力」の所を押すとキーボードが出てくるので
任意の数値を入力することも出来ます。
数値の変更が完了しましたら左上の赤丸の矢印を押します。
バンス&ハインズは900回転以下は推奨していませんので900回転
以下の数値を入力すると必ず注意文が出ます。
たたし
ミルウォーキーエイトのエンジンが搭載されているモデルはノーマルマップで
アイドリング回転数が850にセッティングされているので数値に変更を
しなくても注意文がでます。
「続ける」を選びます。
矢印で次の画面まで戻り赤丸のカミナリマークでデーターの書き換え
をすれば編集完了です。
書き換えが終わりましたら作動チェックしてくださいね。
前回もお願いしましたがエンジンをかけて回転数が上がるのを待つ
だけではなくてご自身がセッティングした指示通りの動いているか
チェックしてくださいね。
・まとめ
今回は「新画面」でアイドリング回転数800の設定手順を
ご紹介しました。
ご自身のハーレーのセッティングが画面はどちらか確認して
当てはまる方の記事を参考にしてくださいね。
もしもう少し詳しく知りたいという方は是非
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既にフューエルパックFP3をお持ちの方は
使っていて「これがわからない」という事が
ありましたら教えてください。
宜しくお願いします。