インジェクションチューニングをしていくのに必要な知識の１つで
空燃比がどういうものかを知る必要があります。
もちろんフューエルパックＦＰ３も空燃比のセッティングが出来るので
この機会に覚えてくださいね。
その前に
メルマガの配信を決定してから毎日登録を希望される方からメールをいただいて
います。
本当にありがとうございます。
配信は１１月中旬を予定しております。
お約束のプレゼントも第１号でお渡しさせていただきますので
もう少しお待ちくださいね。
メルマガ登録していただいた方からの質問でＶＥ値と空燃比
についてもっと知りたいとのことだったので今回は
空燃比についてお話させていただきます。
空燃比は今までもご説明させていただきましたが空気とガソリンの
比率でしたね
復習したい方は先に
ご覧ください。
フューエルパックＦＰ３でご自身でチューニングして空燃比
テーブルの数値を変更している方が多かったです。
「ハーレーの空燃比は薄い」というお話はおそらく聞いたことが
あるのではないでしょうか？
なので空燃比を濃くしていたのだと思います。
これだけでも空燃比は濃くなるので間違えではないのですが
半分正解で半分間違えと言ったところでしょうか。
何故かというと
本当に空燃比テーブルの数値通りの空燃比になっているのか？
ということです。
こちらのグラフをご覧ください
2016年 スポーツスター ＸＬ1200Ｃのグラフです
赤がチューニング後青はチューニング前です
赤線にほとんどかぶっていますが赤い線が引いてありここが空燃比１３．０
の基準線になっています。
この時の空燃比の指示値は赤も青も「１３．０」で指示しています。
意味わかりますでしょうか？
赤線はVE値を修正して空燃比の１３．０に指示して実測値も１３．０になっています
青線はVE値を修正していないので１３．０の指示ですが酷いところで１６．０まで
薄い状態になっているところもあります。
これが「ズレ」なのでチューニンングの作業はVE値の修正をして
空燃比が指示通りになっているかを確認しなければいけません。
空燃比テーブルの画面を見てみましょう
この画面の空燃比は
プログラムの中の数値に過ぎないのです
例えば１４．4の空燃比の場所を１３．８にしたとします
これでも確かに「濃い」状態になりますが本当に１３．８
の空燃比になったかどうかまではわからないという事です。
この空燃比テーブルで１３．８に数値を変更した場合
ハーレーは１３．８の空燃比の「つもり」で走行して
いるだけなのです。
では空燃比を正確に測るにはどうするのかというと
フューエルパックＦＰ３では今のところシャシダイナモで
空燃比計で測定する方法しかありません。
けっこう前からプロチューナーキットの噂は出ていますが
いつリリースされるのかわかりません。
じゃーどうするの？
これはもう１番早いのが「プラグ」を見ているのが１番
早いです。
良い燃焼の仕方は先端が「赤褐色」になります
混合気が濃ければ「黒く」なり
混合気が薄ければ「白く」なります
この方法で空燃比がわかる訳ではありませんが
濃いか薄いかは判断出来るので
どうセッティングを変えていけば良いかがわかります。
プラグ外してみた事ない方は１度試してみて下さいね。
・まとめ
空燃比について理解出来たでしょうか？
まずはＶＥ値をいじらずに空燃比テーブルを変化させて
フィーリングの違いがわかるだけでも面白いと思います
プラグは是非見て下さい
工具持っていなくて購入しようと思っている方は
８分の５のプラグレンチを購入してください
スポーツスターのエボリューション、ツインカム
ミルウォーキーエイト全部同じサイズです。
トルクレンチが無い方は手でシリンダーヘッドの座面までねじ込み
そこから工具で４分の１締込みが目安です。
ミルウォーキーエイトやストリートのプラグは細いので特に気を付けて下さい
じわーと締めていきそれ以上締まらなそうならそこで止めてください。
プラグ折れてしまいますので。
もしもう少し詳しく知りたいという方は是非
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