フューエルパックFP3 使い方マニュアル

フューエルパックFP3を使いこなす為にセンサーデータの役割を知る「マニーホールド エアー プレッシャー」

フューエルパックFP3を購入された方上手く使いこなせているでしょうか?
またこれから購入をしようか迷っている方はフューエルパックFP3は
色々いじることが出来ますので是非参考にしてください。

今回はMAPセンサー値の「マニーホールド エアー プレッシャー (kPa)」
について簡単ではございますがご紹介させていただきます。

 

このMAPセンサーの数値は非常に重要な役割をしています
まずはセンサーモニター画面です

 

各設定画面でマニーホールド エアー プレッシャー (kPa)の数値が多く
使われています

 

こちらは「空燃比」の設定画面です

こちらは「点火時期」の設定画面です

 

どちらも縦軸がエンジン回転数で横軸がマニーホールド エアー プレッシャー (kPa)
を表しています

 

エンジンを始動してからエンジン回転数が何回転んでkPaがなんぼの時は
ここの入力値を使いなさいとプログラムされています。

 

例えば空燃比の画面で見ると

エンジン回転数が750 kPaが20の時のターゲット空燃比は14.40

エンジン回転数が1250 kPaが50の時のターゲット空燃比は13.49

 

点火時期で見ると

エンジン回転数が750 kPaが20の時の点火時期は15.00

エンジン回転数が1250 kPaが50の時の点火時期は16.00

簡単ですね

 

センサーデーターの画面でエンジン回転数とkPaの数値を出して
モニタリングしながら走っていると

今空燃比は14.4だなー

今は13.08だなー

などと

データーがどのように働いているのかを意識して走ると面白いですよ

 

例えばガソリンが少なくなってきて少し燃費かせぎながら走行したい時に

エンジン回転数が2000 kPaが50の時のターゲット空燃比は14.40
だから燃費かせげるなって思いなが走れると面白いですよ

 

ただ空燃比の数値は少しくらいいじってもエンジンが壊れる事ありませんが

「点火時期」だけは絶対に変更しないでください。

点火時期は下手するとエンジン壊してしますので
知識が付いて自己責任でチューニングできる方だけ
試してみてください。

 

空燃比の画面もVE値がちゃんと整っているのが前提になります
ので気を付けてくださいね。

 

まとめ

今回ご紹介させていただいたマニーホールド エアー プレッシャー (kPa)
の数値がどれだけ重要か何となくでもご理解いただけましたでしょうか?

今は14.4だから燃費重視で 今は13.08だから馬力重視で走行している
って思えるようになったらだいぶフューエルパックFP3の使い方に慣れきている
と思います

とは言ってもあの画面の数値を全部覚えるのって難しいですよね?
そこで役に立つのが「Target AFR」という機能です

次回ご紹介いたします。

他のセンサーの役割

フューエルパックFP3を使いこなす為にセンサーデータの役割を理解する 「エンジンの温度」

フューエルパックFP3を使いこなす為にセンサーデーターの役割を理解する「Target AFR」

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