オートチューンをする際のベースマップの選び方

公開日: : 最終更新日:2018/12/12 オートチューン

フューエルパックFP3を購入してバンス&ハインズのマップをダウンロードして
ワクワクしながら出発をしたのはいいが「おやおや?」パンパンなったり
マフラーから黒煙が出るようになってしまった。

 

何となく燃費も悪いし走りももっさい感じがする
そうだ!!オートチューンをやってみようと思い試したはいいが上手く出来ない
こんな体験をした方はいらっしゃいませんか?

 

もしかしましたらベースマップ選びが上手くいっていない可能性があります

 

最近はベースマップもだいぶ揃ってきていますが2017年から登場した
ミルウォーキーエイトエンジンのマップは最初は1つしかない状態で
スタートしていたんですよ

 

ご存知でしょうか?

 

フューエルパックFP3に限らないお話なのですがエアークリーナーは
ノーマルのままではないですよね?
もしノーマルエアークリーナーのままでしたらそれも1つの原因かもしれません。

 

チューニングとは簡単に言うと燃料の調整です
ハーレーのノーマルデーターは基本的に混合気が「薄い」状態です

なのでもっと燃料の噴射時間を長くしガソリンの量を増やしもっと燃やしたいので
「空気」がもっと必要になるのでノーマルエアークリーナーでは空気の量が足りなくなり
ベストなセッティングにならない可能性があるので
チューニングデバイスは「ハイフロエアークリーナー」に変更されているのが前提になります。

 

そもそもベースマップってなに?

 

チューナーさん達とお話をしている時によく「慣らしマップ」や「ベースマップ」という
言葉をよく耳にします
この記事のタイトルにもベースマップという言葉を使っています

 

そもそもベースマップとは「だいたいこんな感じならとりあえずエンジンがかかるでしょ」
というマップです
これは1台1台使っているエアークリーナー・マフラーが異なるためです
バンス&ハインズの方で完璧なマップを作ったとしても日本の気候やガソリンに
合うかと言われれば合わないのです。

 

そこで登場するのがオートチューンです

 

ただしいくらオートチューンをかけてもベースマップ選びが上手くいっていなければ
意味がありません

 

例えばハーレーダビッドソン社のスクリーミンイーグルのマフラーを装着している方が
ベースマップを選ぶ時「H-D」を選ぶと思います
種類があれば良いのですが「stock Exhaust」1つ出た場合これを選択すると思います

 

これがベースマップ選びの失敗例なのです

 

なぜならこのストックエキゾーストはUSA仕様のマフラーで作られたマップなので
スクリーミンイーグルのレース用マフラーに比べるとやはり「ヌケ」が悪くなります

少し話が変わりますがベースマップで1つ1つ何が違うかご存知でしょうか?

空燃比や点火時期もありますが1番は「VEテーブル」です
マフラーが変わるとVE値も当然変わります
なのでこのマフラー選びが重要なのです

 

ベースマップを選ぶ時に同じマフラーが無い時は似た形状、構造の物を選ぶと良いです

 

スクリーミンイーグルのスリップオンマフラーを装着していて「H-D」のところに
ストックエキゾーストしか無いのであれば
バンス&ハインズの「Twin slash slip-ons」でバッフルは「standard Baffle」
がわりと近いと思います

 

もしオートチューンをかけても上手くいっていない場合はベースマップ選びから
やり直した方が良いかも知れませんよ。

 

参考関連記事

フューエルパックFP3のオートチューンの使い方

 

フューエルパックFP3を購入する

適合を確認する

 

4ピンカプラー

 

6ピンカプラー

 

EFIチューニングを勉強する

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