フューエルパックFP3のオートチューン機能の使い方がいまいちわからないと言うオーナーの為に再度レクチャーさせていただきます

公開日: : 最終更新日:2018/12/11 オートチューン

フューエルパックFP3を購入しオートチューン機能で
マップ作りをされている方が多いですね

満足のいくものに仕上げている方も多いですが
いまいち違いがわからないと言う方もいらっしゃいます。

今回はフューエルパックFP3のオートチューン機能の使い方を
もう1度レクチャーさせていただきます。

 

参考にしてみてください。

オートチューンまでのセッティングのやり方はこちらを参考にしてください。

フューエルパックFP3のオートチューンの使い方

 

オートチューンで1番大事なのはベースマップ選びです

適切なベースマップが選べないといくら頑張ってオートチューンをかけても
良いマップは出来ません。

 

まずはベースマップについてご説明します

そもそもベースマップとは「とりあえずのマップ」だと思ってください
エンジンをかけるのに支障が出ないように作られています

ただエアクリーナーとマフラーによってはこのベースマップだけで良い状態になる
車両も沢山あります

一応と言ったら失礼なんですがバンス&ハインズのベースマップは
シャシダイナモでチューニングされているという話は聞いたことあります

 

本当に?って思うところが多々ありますがそう言っていたので信じています。

なのでベースマップを入れてテスト走行しトルクが上がった感じがしたり
アフターファイヤーが消えたのであれば正直オートチューンをかけなくても
良いかもしれません。

 

しかし皆さんオートチューンやりたがるのですよね。
では次の手順ですが

「マップ検索」からベースマップを選ぶ前に確認していただきたい事があります。

 

1 エアークリーナはハイフロタイプに交換されていますか?

フューエルパックFP3はハイフロのエアークリーナーに交換されているのが
前提ですしハイフロに交換させた方が効果が全然違うので
せっかくEFIチューニングをするのだから交換してください。

 

2 ご自身のハーレーに付いているマフラーのメーカーと名前と仕様はわかりますか?

やはりバンス&ハインズのマフラーのベースマップが多いです
もし取付けているマフラーのメーカーがなければバンス&ハインズのマフラー
から似たものを選びます。
仕様とはバッフルがスタンダード(元々付いているバッフル)か
クワイエットバッフル(消音バッフル)どちらかを確認しておきます。

 

3 そもそも乗っていて気になるところはありますか?

アフターファイヤーの有無、もたつき、吹け上がりなど

ベースマップ選びはこちらも参考にしてください。

オートチューンをする際のベースマップの選び方

 

次にオートチューンをかける準備をします

1番上の「オートチューン」を押します

1番上の「クイック セットアップ」を選びます

次にベースマップを選びます

バンス&ハインズからダウンロードしたものを使用するならスロットル1に入ってます
(初めてやる場合のみ)

白いマス目が出てきますここで左に向かってスワイプするとセンサーデーター
画面になります

私がいつも使うセンサデーターをご紹介します

場所はどこでも良いです見やすいようにカスタムしてください

左上 スロットルポジション
VE値の修正の為の横軸

右上 マニーホールドエアプレッシャー
空燃比、点火時期の横軸

真ん中 エンジン回転数
マップの縦軸

左下 ターゲットAFR
空燃比テーブルの現在設定されているAFRを表示

右下 エンジン温度
アイドリング調整等の縦軸

 

この辺が私がチューニングする時にいつも見ているセンサーです

エンジンかけて暖まるまではオートチューンは始まりません

色がついてきたら走行開始です(走りながら暖めても大丈夫です)

黄色は1シリンダーのみ補正完了

緑は2シリンダー補正完了なので沢山緑になるように頑張ってください。

これは新しい機能です

右下の「Preview」を押すとF・RシリンダーでVE値が
どれだけ補正されたのかが見る事が出来るようになっていました

画面が埋まってきて良さそうだなと思ったらマップを書き換えてみましょう
マップを書き換える時はエンジンは停止している状態です

オートチューンをかけてイグニッションOFFにしてもそのデーターは消えないので
安心してイグニッションスイッチをOFFにしてから再度ONにして
マップの書き換えをしてください、

右上の赤丸のカミナリマークを押すと書き換えが出来ます

オートチューンが終わってもうやらないのであれば白いマス目の
画面の左下の「ターン オフ」を押してオートチューンをOFFのしてくださいね。

他の編集が出来なくなってしまうので。

最後にどこが変化したのか確認しましょう

ノーマルマップ

ベースマップ

2枚の画像はVEテーブルです

ノーマルマップとベースマップを比べても数値が違うのわかりますか?

オートチューンをかけた後もどこかが変化しています

数値が増えていれば濃くしてますし

数値が減っていれば薄くしています

この濃くする薄くするの基準になっているのは空燃比テーブルです

この空燃比に向かって補正をかけています

この数値を読み取ることが出来るようになればなぜ良くなったのか?

なぜ悪くなったのかが予想出来るようになってきます。

 

ただフューエルパックFP3はまだワイドバンドセンサーが対応になっていないので
実測した空燃比がわからないのでだいたいの物になってしまいます。

もし手動で数値を変更したいのであれば変更したい箇所を押したら
違う画面が出るのでプラス・マイナスもしくは任意の数字を入れる事も出来ます

その数値はデーターの書き換えをやらないと反映されないので注意してください。

アプリのダウンロードは済んでいますか?

フューエルパックFP3でセッティングする為の準備でまずはアプリをダウンロードします

 

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