ノーマルマフラーだとフューエルパックFP3を使っても意味がないと思っていますか?
公開日:
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最終更新日:2018/12/11
マフラー
今までEFIチューニングに興味がないというオーナーの方と
お話した時にこんな事を言っていました。
「私はマフラーもエアークリーナーもノーマルだから必要ない」
また違う方は
「乗っていて特に気になることがない」
さらに
「EFIチューニングって馬力上げたい人がやるんでしょ?」
私は「なぜこう思うようになったのでろうか?」と不思議に思い
さらに質問しました
私「ハーレーの関連の雑誌って読みますか?」
お客様「読むよ」
確かにチューニングショップで
「シャシダイナモ完備 RT8導入」
「馬力・トルクアップ」
などの宣伝が多く確かにパワーアップのイメージが強いなと思いました。
間違ったことは言っていないのですがそもそもチューニングとは
「調律、調整」を意味しておりバランスを整えるという意味合いで
チューニングという言葉を使います。
これはエアークリーナーやマフラーを交換すると空気とガソリンの
バランスが崩れるのでそれを整える為にチューニングをします。
じゃーやっぱりノーマルの状態ならチューニングいらないでしょ
って聞こえてきそうですね。
今からご説明させていただきます。
ベースマップ
ノーマルマップ
空燃比の数値が違うのがわかりますでしょうか?
ノーマルマップはハーレーダビッドソン社が日本市場に販売出来るように
排気ガスの規制をクリヤ出来るマップになっています
なのでノーマルの状態でも基本的にガスが薄い状態です
このままでダメなのという質問が多いのです
チューニングした方が良い理由としては
・ガスが薄いとエンジン温度が上がりオーバーヒートしやすい
体感することと言えばまたがっていて股が熱い
・アメリカと日本のガソリンの質も違うのでそもそもVE値がずれているので
これをチューニングするだけでスムーズに走るようになる
(結果的に馬力・トルクが上がる)
・走るのがもっと楽しくなる
一番気になるのが「車検」はどうなのかと言うと
まず問題なくそのままの状態で車検は取れます
ただし
知識のないショップさんがお客様のエンジンの熱を下げたいという要望に応えるために
アイドリングの所をやたら濃くしてガス検で引っかかる数値に
なっている車両を見たことあります。
ベースマップをインストールしてオートチューンをかけたくらいなら
絶対に車検が通らなくなるような状態にはなりませんのでご安心ください。
まとめ
今までにノーマルの状態でも複数台フューエルパックFP3を
使っていただきましたが皆様それぞれ喜んでいただけていました。
チューニングとは単なるパワーアップではなく
「整える」ものだと覚えておいてください。
ノーマルの状態でも効果はありますし車検も大丈夫ですよ。
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