フューエルパックFP3のアイドリング回転数の設定方法
公開日:
:
最終更新日:2018/12/12
フューエルパックFP3, EFIチューニング
フューエルパックFP3を買った方のなかで
回転数を下げたくて買ったという方も少なくないと思います
簡単に回転数を下げるだけならパワーヴィジョンも良いのですが
お値段が少々お高く約3万円位は違います。
なので回転数を下げるだけならフューエルパックFP3でも簡単に
出来るのでそのやり方をご紹介します。
ツインカムの標準の状態で1、000回転前後ミルウォーキーエイトなら850回転前後で
設定されています
ツインカムの場合回転数を下げすぎると(具体的には800回転)デメリットもありますので
注意してください。
・手順
まずはハーレーのイグニッションスイッチをONにしてFP3のアプりを起動させ
1番上の「ブルートゥース フューエルパック」を押したら次の画面になりますので
「表示/マップ編集」を押します
現在車両に入っているマップは青色になっていますのでそれを選択してください
「エンジンの始動/アイドリング」を押します
下の方に表示されている「アイドリング回転数」を押します
年式によって画面が変わります
アイドリング回転数はエンジンの温度で管理されています
エンジンかけ始めは回転数が高く(暖気目的で)エンジンが暖まってくると
回転数が下がってくるのはその為です。
数値は変更したい箇所の画面をタップするとプラス・マイナスの数字が出てきて
好みの数字に変更します
変更が終われば左上の白いひだり⇐印を押します
回転数を900回転以下に設定していたらメッセージが出てきますが
そのまま「終了」してください
この画面になりましたら右上のカミナリマークを押してください
後は画面の指示に従ってイグニッションスイッチをOFFにしたりONにしたら
最後に真ん中に「シェア」と書かれた画面になります
その画面の1番下の「完了」を押すと編集した内容が反映されます
回転数を落としてハーレーらしい「ドコドコ感」を楽しんでいただければと思います
しかし気を付けなければならないこともあります
800回転にするとリスクも出てきます
メーカーは900回転以下は推奨しておりません
詳しくはこちらもご覧ください
リスクの事や回避策も書いております
せっかく買ったフューエルパックFP3を無駄なく遊んでいただく為にも
是非読んで下さい。
フューエルパックFP3を購入する
4ピンカプラー
6ピンカプラー
フューエルインジェクションバイブル
関連記事
-
-
フューエルパックFP3のブルートゥース設定のやり方はわかりますか?
前回はフューエルパックFP3の取付ける場所のご説明をさせていただきました。 今
-
-
フューエルパックFP3でチューニングする時便利なセンサーデーターの紹介
前回はフューエルパックFP3のVE値と空燃比を見ていきました。 今回はチューニングする時に必ず見る
-
-
メルマガ講座の空燃比に関する情報をシェアします
今までフューエルパックFP3に関する情報をお届けしてきました チューニングの必要性やリスクについて
-
-
リアルな3拍子を追及するのであればフューエルパックFP3は止めたほうがいいですよ!
ハーレーダビッドソンに乗っている方なら「3拍子」という言葉を知らない人はいないと思います 昔の
-
-
フューエルパックFP3を使いこなす為にセンサーデーターの役割を理解する「Target AFR」
フューエルパックFP3を購入された方上手く使いこなせているでしょうか? フューエルパックFP3の本
-
-
ベースマップ選びについて質問が多いのでフィードバックします
メルマガ登録されている方から多く寄せられる質問の中で「ベースマップの選びかた」 に関する内容が多い
-
-
ハーレーのエンジンは壊れやすい!?何故こんな話が広まったのでしょうか?
近年ハーレーでインジェクションチューニングをするオーナーが増えています。 話を聞くと 「
-
-
ディレクトリンクはインジェクションチューニングをするだけのツールではないってご存知ですか?
ハーレーでインジェクションチューニングをしようと情報収集していると フルコンやサブコン、フラシュチ
-
-
フューエルパックFP3を使いこなす為にセンサーデーターの役割を理解する「スロットルポジションセンサー」
フューエルパックFP3のVEテーブル(体積効率のテーブル)は 縦軸がエンジン回転数で横軸がスロット